フリオ、デ、カロに捧ぐ#10-T-★



演奏者  オルケスタ、ティピカ、デカレアーナ

曲目   MALA JUNTA     悪い仲間

読み   マラ、フンタ

録音   1983年  ブエノスアイレス


1927年に、フリオ、デ、カロ六重奏団が初演、作曲は、フリオ、デ、カロと、この楽団のバンドネオン
ペドロ、ラウレンスとの合作、笑い声や、口笛が入っているのが、お決まりとなっております。
「エル、アマネセール」の、ビオリンが奏でる、鳥の鳴き声と同じです。


演奏者  フリオ、デ、カロ

録音   1949年  原盤番号30374A   SP盤のA面です。


デ、カロとしては、3回目の録音だそうです。後に、詩も付けられましたが、殆ど歌う人はおりません。
元々、デ、カロの作品は、器楽曲が殆どで、所謂、歌のタンゴは殆ど有りません。


演奏者   オスバルド、プグリエーセ

録音    1950年代


現代タンゴの巨匠、プグリエーセの、最も脂の乗り切っていた時の演奏です。スタイルに、デ、カロの
影響を受けており、何処と無く似ております。只、デ、カロと違うのは、リズムの強さで、この曲も
冒頭から、強いリズムで押し通して来ます。