フリオ、デ、カロに捧ぐ#9-T-★




演奏者  オルケスタ、テイピカ、デカレアーナ

曲名   RECUERDO    想い出

読み   レクエルド

録音   1983年  ブエノスアイレス


現代タンゴの巨匠、オスバルド、プグリエーセ(ピアノ)の代表作、1924年に作られましたが、当時
活躍していた女性のバンドネオン奏者、パキータ、ベルナルドの死を悲しんで作ったと云われます。
終わりの、バンドネオンのバリアシオンで有名です。詩も付けられており港に近いカフェを舞台に
青春の恋を回想するセンチメンタルなもの…


演奏者  フリオ、デ、カロ

録音   1952年  原盤番号PG11041B

デ、カロとしては、2回目の録音になります。ここで、バンドネオンのバリアシオンを演奏しているのが
「ミ、ドロール」の作者、カルロス、マルクッチです。


演奏者  フリオ、デ、カロ

録音   1926年9/9      原盤番号79778


意外ですが、この曲の初録音が、この演奏です。1925年の半ば、プグリエーセが所属していた
エンリケ、ポジェー六重奏団で出演中、この曲を聴いたペドロ、ラウレンス(バンドネオン)が
プグリエーセ自筆の楽譜を、フリオ、デ、カロに届けたのが、きっかけ…

只、録音日付に違いが有り、「タンゴ名曲事典」では、1926年12/9になっております。

青梅駅の、映画のポスターが懐かしい… タイトル通り「想い出」が蘇ります。