AMURADO 12-1126#206-★ーT


AMURADO 12-1126#206-★ーT

 
演奏者  JUAN MAGLIO PACHO   ファン、マグリオ、パチョ
 
曲目   AMURADO    見棄てられて
 
読み   アムラー
 
録音   1927年  原盤番号7557
 
当時、バンドネオンの名手、ペドロ、ラウレンスと、ペドロ、マフィアの合作のタンゴです。
これには、エピソードが有ります。1925年に、フリオ、デ、カロ6重奏団で映画館で
演奏していたラウレンスが、休憩時間に、かって所属していた前の楽団が
演奏していたカフェを訪ねた時、かっての同僚から歌詞を渡され、すぐ第一部にメロディーを
付けましたが、時間がなく、すぐ映画館に戻りました。そこで、第2部を尊敬する
ペドロ、マフィアに託しました。
 
ここで、この曲が出来上がった訳で、2人とも、バリアシオンを作りましたが、後世に残ったのは
ラウレンスが作ったものです。
 
 このエピソードは、石川浩司著「タンゴ名曲事典」より、引用しました。
 
演奏者  ROBERTO  FIRPO    ロベルト、フィルポ
 
録音   1927年  原盤番号8632
 
 
次に、フィルポの演奏をお聴き下さい。やや、単調のきらいが有ります。おとなしい静かな
演奏となっております。バリアシオンも有りません。
 
 
演奏者  PEDRO  LAURENZ   ペドロ、ラウレンス
 
録音   1940年  原盤番号39045
 
本家本元、自作自演だけあって、気合の入った演奏を聴かせてくれます。特に、後半の
バンドネオンの、バリアシオン(変奏)は、聴きものでしょう…
 
 尚、タンゴファンF氏が、ペドロ、ラウレンスと、実際に会っていたと云う記事を見ました。
これは、凄い事です。何しろ伝説の名バンドネオン奏者ですから…
 
 
 
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