グレコの楽団は、踊り場やカフェのほか、劇場での演奏など、
かなり、広範囲にわたって、活動していましたが、かたわら、当時は、まだ珍しかったレコードの
録音も、手がけ始めていました。
カナロは、
グレコ楽団のメンバーとして、生まれて初めて、レコーディングに参加して
2~3年の間に、数十曲あまりの、録音をしたという事です。
1916年、カナロは自らの名を冠した楽団を率いて、待望のレコーディングをしました。
その時の、カナロ五重奏団には、親友の、サムエル、カストリオータや、
ビセンテ、
グレコも、友情出演しています。
アトランタというマークの、レコードだったと、伝えられますが、資料が乏しく、詳細に
付いては、不明なのが残念です。
このLPから、1曲、ご紹介致します。
曲目 RELIQUIAS PORTENAS
読み レリキアス、ポルテーニャス
録音 1930~40年代
タンゴでは無く、ミロンガで、お楽しみ下さい。グラシアーノ、デ、レオーネ作曲
思わず、踊りたくなるような、小気味良い、ミロンガです。
比較的若い時の、カナロ