ロベルト、フィルポ#8

下町好みのキップのよさと果敢なインプロビゼーションが、売り物で夜の人気者となる。
フィルポ=アローラス合作の、「フェゴス、アルティフィシアレス(花火)」は、この頃の即興作品だといわれる。

レコードの録音も、ほぼこの時期に始めている。「エラ」 「アトランタ」 「オデオン(マックス、グルックスマン)」の
レーベルによって、多数のアコスティック録音盤が発表され、一般にも知名の度を高めていった。

フィルポ楽団の編成は、(当時のタンゴ界の一般的傾向だが)3人から4人、5人と少しずつ増強されていった。
記録に残っている1914年のメンバー編成は、つぎの通り


バイオリン    ティト、ロカタグリアータ   アヘシラオ、フェラサーノ

バンドネオン   ファン、デアンブローヒオ、バチーチャ

フルート      アレハンドロ、ミチェッティ

ピアノ       ロベルト、フイルポ



アヘシラオ、フェラサーノの演奏は PEDACITO DEL CIELO 14-0221#312-★

ファン、デアンブローヒオの演奏は MUCHACHO RANA 14-0101#296





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