フリオ、デ、カロに捧ぐ#2-W-★



演奏者  オルケスタ、ティピカ、デカレアーナ

曲目   BOEDO     ブエノスアイレスの通りの名

読み   ボエド

録音  1983年 ブエノスアイレスにて  ステレオ


フリオ、デ、カロの代表作の一つ、1929年発表、詩も付けられておりますが、殆ど歌われません。
フリオ、デ、カロ(1899年~1980年) ビオリン奏者、父親が音楽教授で、息子にはクラシックに
進んで欲しいとの希望ですが、あにはからんや、当時は下品な音楽として、嫌われていた
タンゴの世界に身を置くことになります。兄がフランシスコ、デ、カロ(ピアノ)、
弟が、エミリオ、デ、カロ(ビオリン)   いずれもタンゴ界に入り、フリオ、デ、カロをアシストしました。


演奏者   フリオ、デ、カロ

録音    1952年  原盤番号PG11046A   モノラル  SP盤のA面


フリオ、デ、カロは、この曲に対して、細かい注文を出しております。例えば、導入部では
(分散和音の下降で、4小節、出版譜ではビオリンの、ピチカートと指定)
第二部では、(バンドネオン、ソロ、バンドネオンの無い楽団は、ここを省略せよ)

私は、楽譜が読めないので何を云っているのか、余り理解出来ないのですが、出だしのビオリンの
ピチカートは分かります。この部分は、「タンゴ名曲事典」を参考にしました。