ドン、パンチョ五重奏団#11-W-★



     曲目  RODRIGUEZ  PENA     店名

  読み  ロドリゲス、ペニア

  録音  1938年3/24   原盤番号4105B


    タンゴ初期のバンドネオン奏者、ビセンテグレコ作曲、グレコ1886年生まれ、カナロより2才、年長です。
  青年時代は、家が近く親しく交際していたそうです。

  この曲は、1911年に、正式にはサロン「サンマルティン」で、グレコの四重奏団が、初演しました。
  即興的に作ったと云われており、興奮した群衆がグレコを、肩車に乗せ、コリエンテス通りまで
  担いだと云うエピソードが残っております。

  このサロンが、ロドリゲス、ペニア通りに有ったものですから、人々はいつしか店の名を
  「ロドリゲス、ペニア」と呼び、タイトルになりました。

 
  演奏者  FRANCISCO  CANARO    フランシスコ、カナロ

  録音   1953年


  ドン、パンチョ五重奏団を指揮するのも、カナロです。いきおい、後年同じ曲を演奏する事になります。
  所謂、オルケスタ、ティピカ(タンゴを演奏する時の標準的な編成)での演奏です。