ペドロ、ラウレンス#8-★



    曲目  ORGULLO CRIOLLO     クリオージョの誇り

 読み   オルグージョ、クリオージョ

 録音   1941年  原盤番号39401


 ペドロ、ラウレンスと、フリオ、デ、カロとの合作、1928年に、フリオ、デ、カロ六重奏団が初演しました。
当時のタンゴとしては、型破りと云っても、良い程革新的なタンゴと云えましょう…

ピアノ、ビオリン、バンドネオンの3楽器が、競うように緊張感漂う演奏が、繰り広げられます。
特に、最後のバンドネオンの、バリアシオン(変奏)は、見事としか云いようが有りません。

フリオ、デ、カロは、「タンゴも又音楽である。」と主張した現代タンゴの礎を築いた、タンゴ人です。
場末の安酒場での、踊りの伴奏音楽から、聴く為のタンゴへと、変えていったのですが、このタンゴも
その流れでしょう…それ故、この曲で踊るのは難しいのでは?






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