フランシスコ、カナロ#26



   曲目  MUCHA CLASE

  読み  ムーチャ、クラーセ

 録音  1927年  原盤番号4255


  無名作家の、無名のタンゴが続きます。作者は、A,ビアンチ しかし、冒頭から私好みのメロディーが
 流れて来ます。実は、この曲「バンドネオンの練習#3」で冒頭に流しております。
 ここに、改めてご紹介する次第です。

 タンゴ評論家の島崎長次郎氏は、以下短いコメントを出しております。

 「淡い哀愁に、彩られた旋律は妙に忘れがたい。」又、氏はこのLPの解説に際して、枕言葉として
        「タンゴの匂いにむせぶ1927年のカナロ」と述べております。