PAJARO SUELTO 16-0801#447



   演奏者  ROBERTO FIRPO     ロベルト、フィルポ

 曲目    PAJARO  SUELTO   放たれた鳥

 読み    パハロ、スエルト

 録音   1927年  原盤番号8651


 A,ロドリゲス作曲、作者は、無名の人では無いと思いますが、曲自体は全く無名と云って宜しいでしょう…
 しかし、なかなか、感傷的なタンゴだと思います。私が、あれこれ云うよりも解説の、島崎長次郎氏が
 以下、述べております。

 「センティメンタルな色彩をもった佳曲、この第2主題は、とりわけ聴かせる。ビオリン、バンドネオン
 一体になって洗練のレガートをくり広げ、しみじみと胸に迫ってくる。」

   この第2主題(1.07秒辺り)とは、私も好きなところで、何か、かったるいような投げやりの、
   メロディーの部分です。