ビンテージタンゴとは?

元々、ビンテージとは、古い貴重なワインを指すみたいです。関西で活躍する、アストロリコ四重奏団は
VINTAGE TANGOと称して、今まで演奏されなかった、珍しいタンゴを取り上げて演奏しております。

そこで、この書庫では、1910年代~1920年代の電気録音以前の、古いタンゴをビンテージタンゴと称して
ご紹介致します。御承知のように電気録音は、マイクで集音して録音しますが、
それ以前は、大きなラッパの前で、演奏したのを録音してました。ですから、音はかなり悪いです。
びっくりするくらい悪いです。

演奏技術も、今とは較べようも有りませんが、当時は半分、素人が演奏していたようです。
しかし、聴いてみると曲に依っては、なかなか捨てがたい曲も有ります。

面白いのは、今でも演奏されるスタンダードのタンゴも、演奏しておりました。取り敢えず最初の楽団は
バンドネオンの虎」で、著名な、エドゥアルド、アローラスの四重奏団の、演奏をお聴き下さい。