FUMANDO ESPERO 15-0325#379-★-T



演奏者  ORQUESTA TIPICA VICTOR     オルケスタ、ティピカ、ビクトル

曲目   FUMANDO ESPERO    君を待つ間

読み   フマンド、エスペロ

録音  1927年  原盤番号79888


作られたのは、1920年代半ばですが、その後すっかり忘れ去られていましたが、1950年代半ばに
当時「タンゴのエース」と呼ばれた、エクトル、バレーラが、取り上げて昔以上のヒットになりました。
詩の内容は以下の通りです。 「タンゴ名曲事典」より引用

「煙草を吸うのは、無上の快楽ソファに横たわって、煙草を吸いながら愛する人を待っている私…」


演奏者  ROBERTO FIRPO    ロベルト、フィルポ

録音   1927年  原盤番号8690


一般に、フィルポと云えば、四重奏団を思い起こしますが、この当時は堂々とした、オルケスタ、ティピカでの
演奏を聴かしてくれます。


演奏者  OSVALDO FRESEDO    オスバルド、フレセド

録音   1927年  原盤番号5198


3つの楽団、同じ年の録音です。古いタンゴファンが、一様に評価するのは、この時代に録音された
演奏です。私は、3つの楽団の中では、フレセドのスタイルが一番好みです。
古いタンゴファンの、タンゴファンF氏に依ればペーソスが有るとの事です。
只、惜しむらくは1940年頃に、スタイルを変えております。タンゴの持つ、センティメント(感傷)が
失われたのです。
この曲のフレセドのスタイルは、後のオスバルド、プグリエーセのスタイルを想い起こします
強弱のメリハリを付けた演奏は素晴らしい。

尚、当バンドネオン教室の、S氏のレパートリーに、この曲が有ります。
ピアソラはタンゴでは無い」と云う、気骨の有る方です。   

 

この当時のフレセドの演奏は、  http://blogs.yahoo.co.jp/felicia51ta/25602801.html


ロベルト、フィルポ四重奏団は、 http://blogs.yahoo.co.jp/felicia51ta/25813490.html