タンゴの創世記 秘曲集#1

 
 
演奏者  CUARTETO DEL CENTENARIO      センテナリオ四重奏団
 
曲目   ACORAZADO RIVADAVIA     戦艦リバダビア号
 
読み   不明
 
録音   1978年
 
 
今回から楽団が替わります。かって、「お薦めの1曲」で紹介してましたが、こちらの書庫で紹介致します。
さて、1980年は、タンゴ生誕100年と云う事で、大いに盛り上がりました。その根拠は、1880年
初めてタンゴの楽譜が出版された事に由来します。勿論、タンゴは、これ以前にも演奏されて
いましたが、楽譜が無いので、その場限りの曲を安直に演奏していたと思われます。
 
初めて楽譜出版されたタンゴは、「バルトーロ」という曲で人の名です。かなり、卑猥な歌詞が付けられて
おります。全14曲中、私の知っているタンゴは、「インデペンデンシア」のみ…最もこの曲を秘曲と
するのは疑問符が付きます。「タンゴ名曲事典」に掲載されてるからです。
 
このタンゴの作者は、かのアンヘルビジョルド、「エル、チョクロ」、「エル、ポルテニート」の作者として
余りにも、著名な方です。