フランシスコ、カナロの生涯 その12
作風においては、1910年代の、たくましさを根底に置きながらも、やや、円熟味を
増してきております。
この期の最高傑作は、何と云っても「ガウチョの嘆き」でしょう。これは、1924年に
スプレンディ劇場で、開かれたオデオンの、タンゴコンクールに於いて、
見事、第一位を獲得しております。
増してきております。
この期の最高傑作は、何と云っても「ガウチョの嘆き」でしょう。これは、1924年に
スプレンディ劇場で、開かれたオデオンの、タンゴコンクールに於いて、
見事、第一位を獲得しております。
このアルバムから、1曲ご紹介します。
曲目 RODRIGUEZ PENA
読み ロドリゲス、ペニア
録音 1953年
これは、タンゴのスタンダードナンバーとして、割に、名が知れております。作者は、かの
ビセンテ、グレコで、1911年、丁度100年前
「サロン、ロドリゲス、ペニア」に、出演中、作曲しました。興奮した客が、グレコを
担いだという逸話が、残っております。初期のタンゴらしく、明快そのもの…
ビセンテ、グレコで、1911年、丁度100年前
「サロン、ロドリゲス、ペニア」に、出演中、作曲しました。興奮した客が、グレコを
担いだという逸話が、残っております。初期のタンゴらしく、明快そのもの…
左、カナロ夫妻と、右、ピアニスタのルイス、リカルディ夫妻マルデルプラタ海水浴場にて