フランシスコ、カナロの生涯 その1

「偉大なるタンゴ王」として、人気が高い、フランシスコ、カナロの生涯を、偲んでみたいと
思います。ここでは、昨年、12月に逝去された、タンゴ評論家の、大岩祥浩氏が、解説しているのを、参考引用させていただきました。
字句を、適宜、省略した箇所も有りますので、ご了承下さい。曲の解説も、このLPを参考にしてます。
(解説しているLPのタイトルは、巨匠カナロの生涯)

フランシスコ、カナロは、1888年11月26日に、ウルグアイの、サン、ホセ、デ、マジョという
小さな町で、生まれました。ブエノス、アイレスに、移り住んだのは、2歳の時でした。
兄弟が多く、家も貧しかったので、父母を助けて働きに出なければ、なりませんでした。

町で、ふと、耳にしたタンゴの、センティメンタルな、調べに魅せられて、音楽家になろうと
思いたったのは、この頃だったと云われます。
新聞売り子、店員、ブリキ缶工場の見習い工などをして、暮らしてきましたが、ふとしたきっかけから
マンドリンの、弾き方を覚えました。
貧苦に、あえぎながらも、音楽の夢を捨てなかったカナロは、今度は何とかして、ビオリンを
習いたいと思いました。
                                   続く


このLPから、1曲ご紹介致します。

曲目 MILONGA DEL 900 昔のミロンガ 

読み ミロンガ、デル、ノベシェント

録音 1933年

タンゴでは、無く、ミロンガで、お楽しみ下さい。最後に、トランペットが入るのが
いかにも、カナロらしい…まず、他の楽団では、この楽器は使わないでしょう…

https://music.blogmura.com/img/music80_15_orange.gif
にほんブログ村 音楽ブログへ(文字をクリック)
                

若い時のカナロ            



http://minphoto.jp/swf/type1.swf?slide_id=8041&slide_pass=77038387929255070