フランシスコ、カナロ#33-★



   曲目  CASCABELITO     小さな鈴

 読み  カスカベリート

 録音  1923年~1924年  原盤番号6969B    SP盤のB面です。


 ホセ、ボール(ピアノ、歌手、俳優)作曲、1924年に発表、録音されました。私好みの感傷的なタンゴです。
 当初は、商店主が権利を買い取り、お店の名をとり「自由市場」とタイトルを付けましたが、
 反応はゼロ、後に、このタイトルに改題してヒットしました。
 女性歌手の、アスセナ、マイサニ、そして、カルロス、ガルデルも録音しましたが、私は歌無しの方が
 良いと思います。解説の、高場将美氏の、コメントは以下…

 「カーニバルで出会った仮面の女が付けていた、小さな鈴の音が耳について、離れない…」と云う
 泣かせる曲である。

 ご参考までに、ファン、カルーソ(作詞)の一部は以下…

 「カーニバルの狂おしい喜びの中で、また出会おう、小さな鈴よ、笑え泣かないで、たとえ、君から
 離れても、私の心の中にいつも、君を運んでゆく」



 ホセ、ボールは、 ORGIAS DE AMOR 14-0314#318