ファン、マグリオ、パチョ#7 ALLA POR POMPEYA



    曲目  ALLA  POR  POMPEYA    あのポンページャ辺り

  読み  アジャ、ポル、ポンページャ

  録音  1927年  原盤番号7542


 R.シスリス作曲、お決まりの言葉で、恐縮ですが、全く無名の人の無名のタンゴ… しかし、じっくり
聴くと、1920年代の感傷が全編に流れて、私好みのタンゴです。

特に、くすんだような音色のビオリンが、郷愁を誘います。尚、タイトルは地名かと思われます。

以下、マグリオの経歴の続きです。

ファン、マグリオは、本名より仇名の方が、有名だった。少年時代のマグリオは、落ち着きのない
オッチョコチョイな子供だったらしく、父からいつも「パッツォ」と呼ばれていたそうである。